仏花にも“和”と“洋”がある?
仏壇に供える花といえば、白・紫・黄色などが定番ですが、
近年は「洋花を取り入れた明るい仏花」や「ピンク系のやさしい色合い」を選ぶ人も増えています。
実は、仏花にも「和仏花」「洋仏花」という分類があります。
和仏花とは?
古くから仏壇や法要で使われてきた、伝統的なスタイルの仏花です。
特徴
- 色合い:白・黄色・紫など落ち着いた配色
- 花材:菊、リンドウ、カーネーション、スターチス など
- 形状:左右対称の縦長シルエットが多い→「ご先祖様に手を合わせる」日本の文化に寄り添った、静かで清楚な印象。
洋仏花とは?
特徴
- 色合い:ピンクや淡いオレンジ、ブルーなど明るくやさしい色味
- 花材:バラ、ガーベラ、デルフィニウム、トルコキキョウ など
- 形状:丸みのあるブーケ風スタイルも多い→「個人をしのぶ花」として、故人のイメージや好みに寄せた選び方ができます。
ピンクの仏花はアリ?
答えは、もちろん「アリ」です。
現代の仏花は「こうあるべき」よりも、「故人や贈る人の気持ち」を大切にする風潮が広がっています。
- おばあちゃんがピンクが好きだった
- 命日が春だからやわらかい色でまとめたい
- 小さなお子さんをしのぶために明るい雰囲気にしたい
こういったケースでは、ピンクや明るい洋花を取り入れた仏花はむしろ想いがこもっていると好評です。
どちらを選べばいい?
こんな方には「和仏花」がおすすめ
→ ご自宅に仏壇がある/格式を重んじたい/ご年配のご家族が同居
こんな方には「洋仏花」がおすすめ
→ 故人らしさを表現したい/初めての仏花選び/命日を明るく過ごしたい
HANAちゃんでは
HANAちゃんの仏花は、季節に応じた旬のお花を「和洋MIX」でコーディネート。
伝統とやさしさのバランスを大切にしながら、どなたにも受け入れられるスタイルをお届けしています。